料金は基本的に、音声通話の場合は通話時間、データ通信の場合は通信時間またはデータ量で算出されるのは国際的に共通であるが、通信事業者が複数ある分だけ、選択肢は多い。プリペイド(前払い)、ネットワークを自前で持たない仮想移動体通信事業者 (MVNO) によるサービスもある。プリペイドの場合、基本料金はないが、最後に入金してからの経過日数によって有効期限が定められているため、使用頻度が低くても定期的に入金する必要はある。EUは、全般にプリペイド比率が極端に高い。アメリカなどでは、音声通話は一定時間まで定額であるのが一般的である。また、夜9時以降および週末の通話は無料になる契約が多い。その反面、一般的に、掛けた側だけでなく、受けた側も通話料が発生する。
なお、広義のメディアを含んだ場合、数世紀〜数万年といった超長期間の保存メディアとしては、電子媒体より、石板、木簡、紙、レコードといった、古典的な物の方が安全と言われる。もっとも、こうした物への電子データの保存はほとんど無理である。 太陽系外に出る人工衛星に搭載された宇宙人へのメッセージは、いつ回収されるか分からないこともあり、パイオニアは金属板の絵、ボイジャーはレコードなど、これらの類似技術である。(ただしニュー・ホライズンズはCD-ROMメディアが搭載されている。)大抵の電子媒体は、採用する記録方式や使用素材などにより、特有の弱点を持ち合わせている。誤った使用や保管をすると、媒体寿命を極端に縮めてしまうことがある。媒体にとって弱点となる環境下に放置せず、適切な使用や保管をすることで、媒体寿命を延ばすことができる。媒体によって向く使用用途、向かない使用用途もあるので、これを考慮して媒体を使い分けることも必要になる場合もある。
USBマスストレージクラスにも対応することで、接続するだけで外部ストレージ(記憶媒体)として認識するものもみられる。後者のタイプのプレーヤーはこの機能をもつ。前者のタイプのプレーヤーでもUSBストレージとして使用できるものもあるが、音楽ファイルを普通のファイルとして転送してもプレーヤーが認識せず、音楽ファイルは再生できない。それゆえ、前者のタイプで異なるメーカーのプレーヤーを併用する場合は、楽曲をそれぞれの専用ソフト・それぞれの暗号化されたファイル形式で多重管理することになってしまう。また、異なるメーカーのプレーヤーに乗り換える場合、暗号化された楽曲ファイルは乗り換え先に持ち出せない可能性が高い(フリーソフトをいくつか併用すれば可能な場合もある)。その点、後者のタイプであれば、複数の異なるメーカーのプレーヤーを併用したり、乗り換えたりすることが容易である。これらの機器は主に、コンパクトディスクやカセットテープ・MDなどといった媒体からパソコンなどを使ってファイルに変換するリッピングと呼ばれる作業を行い、その上でできあがったファイルをパソコンに接続・書き込んで利用する。また近年では、歌謡曲や洋楽・懐メロ・クラシック音楽・民謡・民族音楽など幅広く取り揃えたダウンロード販売などのサイトを利用する形で、インターネットで購入した音楽ファイルを書き込んで利用する人も多く、後述するようにiPodなどはこのダウンロード販売とセットにして扱いやすくすることでシェアを伸ばした。2005年頃よりはポッドキャスティングの形で、最新歌謡曲やヒットソングから落語までといった様々な有償・無償のサービスが展開されている。
iPodはアップルコンピュータ社から2001年10月24日に発売された。新開発の東芝製小型HDDを搭載し、容量は5GB。後に10GB、20GBの製品も発売された。容量あたりの価格は業界でも安い方の製品だった。他社のHDD搭載プレーヤーは大きく重く再生時間が短いため、実際には携帯に不向きだったのに対し、iPodはこれらの欠点を克服した最初の製品となった。またそれまでのMP3プレーヤーの多くは容量の少なさから、所有者の音楽コレクションのうち、厳選された一部を持ち歩くという使われ方が主流だった。一方、当時のiPodでは5GB〜20GBという容量により、ほとんどの使用者にとって自分の音楽コレクションの全部又は大部分を持ち歩くことが可能となった。これはつまり使用者が日頃あまり聞かないような音楽ファイルをも持ち歩くことになる。これら膨大な音楽ファイルの再生に一貫性を持たせるためには、M3Uファイルのような再生リストを作成して、使用者の好みに合わせた演奏の順番を決める必要があった。それまで再生リストの作成は手作業だったが、容量の少なさ=ファイル数の少なさに直結していたため、多くの使用者にとってさほど負担になる作業では無く、特に問題とはならなかった。iPodに格納された大量の音楽ファイルから使用者にとって意味のある再生リストを生成する作業は、手作業では極めて難しい。そのためiPodには、iTunesという音楽ファイルの転送と再生リストの自動生成機能を兼ね備えたソフトウェアが添付されていた。iTunesは、MP3ファイルのID3タグの情報を元にファイルを自動的に分類し、複数種類の再生リストを自動的に作り上げる機能を持っている。この機能のおかげで使用者は自分の要求に適った再生順をたやすく実現することができた。