返還請求の前年比
2011年5月時点での消費者金融大手のアコム、プロミス、アイフル3社への顧客が過去に払い過ぎた利息を請求する過払い金の返還請求総件数は、前年同月比2%増の3万600件になった。
これは5ヵ月連続の増加となり、武富士が経営破綻した影響がなお残っている。
武富士の顧客は2011年2月末までに利息返還を申し出ないと、過払い金の返還請求の権利を失うという決まりだった。これを受け大手3社への返還請求も増え、2月は前年同月比38%増の4万7200件と過去最高に達した。実際の返還金も1社あたり月間100億円を超えることもあり、各社は2011年3月期に引当金の積み増し赤字となった。
ただ、前年同月比の増加率は最盛時の2月を境に縮小傾向にある。5月はほぼ横ばいの水準にとどまり、この増加率の縮小が続いたことが材料視され、返還請求件数は今後減少していくとの声が出ている。
【2011年7月】


